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戦略(ストラテジー)とは、単刀直入に言えば、クライアントが抱える課題を解決するためのものだ。真の課題を解決すれば、クライアントに対して有意義な変化をもたらすことができる。これこそが私にとっての大きな醍醐味だ。


その課題であるが、eコマースの売上向上であったり、低予算でマーケットシェアを増加させること、または顧客獲得または既存顧客の維持であったりと、比較的分かりやすいものから複雑なものまで幅広い。ここで面白味でもありチャレンジにもなりうるのは、一つとして同じ問題は存在しない、という点である。


実際にストラテジーを策定するには、以下のようなステップが存在する。1)課題の定義  2)現状分析 3)成長予測 4)アイディアの生成 5)実現可能性の査定 6)ROIおよび事業計画 といった具合だ。その中でも圧倒的に重要なプロセスは、いかに的確で効果の高いソリューションの特定を全うするか、である。


戦略づくりにおいて、私の支えとなっている名言を5つご紹介したい。


1.『人生を左右する問題に対して、解決するための猶予が1時間しかない場合、最初の55分を適切な質問を立てるために費やすだろう。』アルベルト・アインシュタイン
すべてのストラテジストにとって、これは非常に重要なリマインダーであろう。多くの場合、私たちは価値観や先入観を前提としており、問題を理解したと思ったとしても、それは致命的な誤解であることが珍しくない。問題の理解が不十分であれば、そこから導かれたソリューションは、どんなに美しいプレゼン資料で飾り立てられても、なんの価値も持たないからだ。だからこそ、結論に飛びつく前にその問題提起が成果に結びつくものであることかどうか、を熟慮する必要がある。これさえクリアできれば、結果へたどり着くことは比較的スムーズに行くものだ。


2.『熟考という攻撃に耐えうる問題は存在しない。』ヴォルテール

戦略づくりと諦めは無縁である。私の経験によれば、答えは常に存在する。一歩ずつ過程を踏むための忍耐と克己心がありさえすれば、必ず、答えにたどり着くことができるのだ。


3.『複雑な問題には、単純明快な不正解が付きものだ。』H・L・メンケン

近道もまた、ストラテジーには縁がない。決して考えすぎが良いという意味ではない。必要以上の考えすぎは非効率であり、適切な行為とは言えない。しかし、この言葉が教えてくれるのは、答えと思われるものが即座に頭に浮かぶとき、その答えに疑問を持つことだ。それが単に容易なオプションではないのか、本当に正しいものか、を冷静に判断する必要があるのだ。


4.『原色には5つの色しか含まれないが、それらを組み合わせることで無限の色彩を作り出す。』孫子

ソリューションは、完全にオリジナルでなければならないという思い込みが存在する。しかし、革新とは今まで考えられたことのないアイディアの考案だけではない。それどころか多くの場合は、既存の概念やアイディア、技術の融合こそが、今まで見落とされてきた可能性を実現する。優れたストラテジストは、ある意味で錬金術師でもあるのだ。


5.『正解を見つけても、問題の終結とはならない。』オガワ・ヨウコ

私たちは卓上の理論だけを扱うのではない。革新的で賢いソリューションも、非現実的な費用がかかったり、複雑すぎる構造では、実行が不可能である。それでは良いストラテジーとはいえないだろう。実行可能な戦略と真の課題を解決するための解決策―これこそが、私たちのクライアントに対するコミットメントだ。

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